ウェストミンスター寺院

ウェストミンスター入り口

ウェストミンスターの門番

　

ウェストミンスター寺院を出て、Parliament Square から Whitehallを歩いた。 Whitehall はいわゆる官庁街で、政府関係の役所が並んでいる。 ダウニング街１０番地には首相官邸があって警察官にガードされている。 そこを過ぎると近衛騎兵連隊の司令部 Horse Guards があり、 毎日１０時から１６時の間、入口の両サイドを馬に乗った騎兵が 警備している。 馬も人も人形のように動かない。 ところがよく見ていると、片方の騎兵が居眠りをしていた。 まだ少年のような若さだ。 馬から落ちないかとはらはらする。

ダウニング街首相官邸

首相官邸をガードする警察官

ホース・ガーズの衛兵

　

Trafalgar Square を回って、ナショナル・ギャラリーに入った。 ２０００点を超えるコレクションを短時間で見る訳には いかないので、案内図を見たり、警備員に聞いたりしながら、 見たいと思うところを見ていく。 イタリア・ルネッサンス初期から１９世紀末までの西ヨーロッパ 絵画を年代別に展示してある。 名画の前で模写をする人、床の上で絵を描く子供たち。 日本の美術館とは違う。 一回りして絵葉書などお土産を買う。 ２０£以上買うと布製の袋をくれる。 入場は無料なので、２０ペンス寄付をした。 それから、地下のカフェテリアで昼食。 サンドイッチやフルーツ、サラダに紅茶でひとやすみした。 次はナショナル・ギャラリーの後ろにあるナショナル・ポート レート・ギャラリーに入った。 ここは肖像画ばかりの美術館で、９０００点以上もある。 歴代の王室関係者はもちろん、いろいろな有名人の肖像画が ある。 そして今年の賞を取った作品なども見た。 科学者マイケル・ファラデーがとてもハンサムだった。 大急ぎで一回りして、地下鉄でホテルに戻った。 ホテルの前でボーイさんと写真を撮った。

トラファルガー広場 ナショナル・ポートレート・ギャラリー

ホテルのボーイさんと

ホテルのレトロなエレベーター

　

ホテルで着替えてから｢Harrods｣へ買物にでかけた。 王室御用達のこのデパートは総面積６万３０００�uという広さ。 スニーカー、ジーンズ、リュック、カメラは禁止という格調の高さで、 確かに入口のところで、リュックのお客さんは手に持たされていた。 台所用品、本屋、そして Liberty などを見てお土産を買った。 １度見て、後から来ようと思っても、広いので大変だ。 ぐるぐるまわっているとあれもこれも欲しくなる。 バーゲンは終わっていた。 そう言えばあちこちの店でバーゲンをやっていたが、 その Sale という文字がどれもおしゃれだった。 もっと注意して写真を撮ってくればよかった。 最後に地下の日本語カウンターで Tax refund の手続きをした。 デパートを出て、一旦ホテルに戻り荷物を置いてから、今度は全員で 最後の晩餐のためにでかけた。 地下鉄 Green Park 駅から歩いて、St James's Street にある モダン・ブリティッシュの｢The Avenue｣というニューヨークスタイルの レストランに行った。 若者向きなのかかなりにぎやかでウェイターの態度もあまり良くない。 何種類かの料理をまた５人で分け合って食べる。 デザートが凝っていた。 １０時過ぎにホテルに戻り、入浴と荷造りで夜中になってしまった。 お土産が増えて、相当重くなってしまったが、何とか詰め込んだ。 そしてロンドン最後の夜の眠りについた。

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