Hallo London

　　

・・・第３日目・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1999.7.19

7月19日。月曜日。
今朝もホテルのＴＫさんたちの部屋でみんなで朝食をとる。
今日は Oxford、Stratford-upon-Avon へのバス旅行なので
早めに食事をして、８：２０にチェルシーホテルの前に集合。
送迎バスでVictoria駅へ行き、バスターミナルから９：００に
出発した。
英国女性ガイドが、英語と日本語で説明してくれるのだが、
ちょっと怪しげな日本語がおかしい。
１０：４５ごろ Oxford に到着。
オックスフォード大学という大学があるのではなくて、
独立して運営される各カレッジの集合体である。
日本の皇太子殿下や雅子様が学ばれたカレッジもあった。
ガイドの説明を聞きながら大急ぎで一回り。
どの建物も古いがすばらしい。
写真を撮ったり、お土産を買ったりして１２：００出発。

Cotswolds という美しい田舎の村を通り抜けて、
Stratford-upon-Avon にむかった。
バスから眺める風景は、どこまでも緩やかに続く丘陵地帯。
畑や牧草地が広がり、羊や牛の群れが草を食べている。
1３世紀から１４世紀にかけてウールで栄えた村には
美しい絵本から抜け出したような家があるが、
残念ながら、通過しただけで写真も撮れなかった。
いつかそんな村に長期滞在して、あちこち歩いてみたいものだ。
そして１３：４５に Stratford-upon-Avon に到着した。
Radcliffe Camera 円形の図書館

学生の寮らしい。壁に日時計。

　

　　　　　　　　ためいき橋

　　　　　　　　
皇太子殿下や雅子様が学ばれたカレッジ(?)

　

Shakespeare の生まれた家の前で

Shakespeare の妻 Anne Hathaway の家

　　 Stratford-upon-Avon はイギリスが生んだ
天才劇作家シェークスピアが生まれ、晩年を過ごした土地。
まずはカフェでサンドイッチの昼食をとった。
食後、シェークスピアの生家を見学して、お土産などの買物。
またちょっとバスに乗って、シェークスピアの妻、
アン・ハサウェーの家を見学。
２人が座ったという椅子に座った。
かなり古くて、壊れそうだった。
わらぶきの屋根が、日本のかやぶきとは違って、
なかなか趣がある。
そしてイングリッシュ・ガーデンと言われる、
いろいろな花が咲き乱れる庭。
日本の箱庭のような庭園と違って、素朴な親しみやすさがある。
この日は残念ながら、どんよりと曇って肌寒い日だった。
16時頃、バスは美しい丘陵地帯の風景を後にして、帰途についた。

このバス旅行に１人で参加していたベルギーの女性は、
１年に１度はユーロスターに乗って、イギリスに来るそうだ。
ブリュッセルからたった３時間。
日本から飛行機で１２時間と言うと驚いていた。
無論、ＫＫさんが話したのであって、私は、翻訳してもらっただけだ。
１人で外国を旅行するためにも、英語が話せたらと思う。
楽しさも倍増することだろう。

一旦ホテルに戻ってから、タクシーで Piccadilly Circus へ。
横浜の中華街のような所があって、その中の｢泉亭居｣で夕食。
同族の顔ながら、英語をしゃべるウェイトレスがおもしろい。
写真を写してくれた。
久しぶりの醤油味でおいしかった。
夜の Piccadilly Circus はにぎやかだ。
お土産物屋さんをのぞいたりして、ブラブラ歩いた。
日本の名前の食べ物屋がずいぶんあった。
さすがに疲れた。

Stratford-upon-Avon のパックの像の前で

　　　　　Cotswolds の可愛いホテル

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