Hallo London

　　

・・・第２日目・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1999.7.18

7月18日。日曜日。
ホテルのＴＫさんたちの部屋でみんなで朝食をとる。
ＥＫさんがカトリック信者で、日曜日のミサに行かれるので
みんなでついて行った。
ブロンプトン礼拝堂（Brompton Oratory）という立派な
大聖堂だった。
周りにいるのがみんな外人で、わからない英語のお説教を
聞いていると、自分が映画の１シーンにはいったような
気がする。
帰り道はブロンプトン通りを、ウィンドウショッピングをしたり、
ちょっとしたカードを買ったりしてホテルに戻った。
街のいたるところに花がつるされて、ウィンドウディスプレイも
すばらしい。
それからバッキンガム宮殿の衛兵の交代を見るために
タクシーで宮殿に着いたら、もう沢山の観光客が集まっている。
ガイドブックによると、１１：３０からとなっているので、
日差しの照り付ける中、門の前に陣取って待つこと３０分。
しかし、定刻になってもその気配がない。
しつこく待ってみるが、だんだん人が減っていく。
これはおかしい!
ＫＫさんがアイスクリームを売っているお兄さんに聞いたら、
答えは｢tomorrow｣であった。
どうやら７月は隔日ということらしい。
あきらめてロンドン見物に行くことになった。
ブロンプトン礼拝堂で日曜日のミサ

　　バッキンガム宮殿で
　衛兵の交代を待つ観光客

　

ロンドンと言えば、あの赤い２階建てバスを思い浮かべる
人も多いと思うが、屋根なしダブルデッカーに乗って
ロンドン市内を観光するという乗り降り自由のバスチケット
（Hop-on Hop-off Tour）がある。
同じバス会社のルートなら１日１０￡で乗り降り自由、
日本語のガイドのテープがついているものもある。
いろいろな会社があって、その競争もなかなか厳しいようだ。
車は日本と同じで、右ハンドルなので、違和感はない。
但し、例のタクシーは向かい合わせの席で５人乗りなので、
進行方向と反対向きだと、奇妙な気分だ。
タクシーは結構スピードを出すので、恐い。
しかし、タクシー･ドライバーの資格は厳しくて、
休日にバイクの前に板をつけて、その上に地図を載せて、
走っているのは、ドライバーが道を覚えているのだそうだ。

タワーブリッジ。このあとゲートが開いた。

　　ウェディングケーキの
　モデルとなったブライズ教会

血塗られた歴史を秘めるロンドン塔

　　日本語ガイドのテープがついている、屋根なし
ダブルデッカーに乗って市内見物に出発。
｢LONDON PRIDE｣という会社のバスに乗った。
バスの２階から眺めるのも気持ちがいい。
ウェストミンスター寺院から国会議事堂や
ビッグベンを見ながら、テムズ川を渡り、
ランべス宮殿の横を通って、トラファルガー広場へ。
セント・ポールズ大聖堂の横をテムズ川にそって走り、
タワーブリッジの前でバスを降りた。

テムズ川のそばの｢Chop House｣という店で昼食。
イギリスの伝統料理、ヨークシャープディング添え
ローストビーフやフィッシュ・アンド・チップス等を頼んで、
みんなで分けて食べた。
１人分の量が多いので、人数分頼むと多すぎて食べきれない。
イギリスの料理はまずいと聞いてきたが、おいしかった。
食べている時に、偶然タワーブリッジの下をヨットが通り、
橋のゲートが開いた。写真を撮るのは間に合わなかった。

食後、ブラブラ歩いて橋を渡り、ロンドン塔の横を通ってから
またバスに乗った。
残念ながら、ロンドン塔の中には入らなかった。
日差しが強くなり、屋根のないバスの２階は暑い。
途中でウェディングケーキのモデルになったという
セントブライズ教会（St.Bride's）が見えた。
本当にケーキの形をしている。
途中ハイドパークの近くで降りて、リッツホテルの
アフタヌーンティーの予約をした。２１日の１７時に取れた。
その後もう１度バスで、ホテルに戻った。
このバスは便利だ。一通り、回って、行きたいところを見つけて、
また改めて観光に行けばいい。
一休みしてから、歩いて近くのカフェ｢Cafe's Rouge｣で軽く夕食。
街並みは煉瓦造りの建物が、まるで絵本のようで、
つい写真を撮りたくなる。
また、やっと暗くなる２２：００ごろ帰宅した。

夕暮れの住宅街。午後8時頃。

　||　　||　