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２０００．７．３０ 北海道花の旅･･･かぼちゃんとRittyanの珍道中 ６月２９日から７月３日まで、かぼちゃんと４泊５日の北海道旅行に出た。 今年は結婚２５周年、そして主人の勤続３０周年で休暇と金一封が出ると言うので、 海外に行く予定だった。 ところが勤続３０周年が、会社の都合で来年に延期になってしまった。 そんなわけで海外旅行もなんとなく延期ということで、それならば友達と どこかに行こうと思いめぐらしていたが、やっぱり北海道がいいと思った。 北海道には過去７回行っている。 １回目は新婚旅行。２回目はスキー。あともう１回スキー。 残り４回は夏休みに家族で行っている。 稚内方面、知床方面、釧路・根室方面、積丹半島方面。北海道の端ばかり旅行した。 函館方面、日高方面、旭川方面は未踏破である。 なぜ北海道にこだわるかというと、まずは広さ、本州にはなかなか見られない広大さだ。 それから味覚、主人が無類のかに好きなので、どうしても北の方に旅行することになる。 かぼちゃんはまだ１度も北海道に行ったことがないというので決定！ 私が今までの旅行の中からいろいろ考え合わせて、計画を練ることにした。 そして出来上がったのが次のようなスケジュールである。
そして６月２９日、なんとか寝坊しないで、始発の次の江ノ電で出発。 雨が降っている。 荷物の下の方に傘を入れてしまったので、駅まで濡れて行った。 大船で無事にかぼちゃんと会って、横浜から京浜急行で羽田へ。 予定より早く着いたので、搭乗手続をしてから朝食。 時間になったので、言われた搭乗口に行ってみると、閑散としていて、 そのうち放送が流れて、搭乗口が変更になったという。 今まで、何回も飛行機に乗ってこんなことは初めてだ。 なんとなく嫌な予感がした。 あわてて変更になった場所に行くと、まだ搭乗が始まっていない。 予定の時間を過ぎても、いっこうに始まらず、そのうち我々の乗る予定の飛行機は、 機体の整備で不良が見つかり、運休するというではないか！ 初めての中標津行きだというのに、なんてこった！ 結局、釧路行きに変更されてしまった。 仕事で根室に行くのに間に合わないと言って怒る外人のカメラマン、札幌行きに 変更するという男性、地方から夜中に出てきたというオバサン達。 そもそも中標津直行便は１日２便しかなくて、朝８時半というのにしたのは、 なるべく早目に着いて、午後の時間をゆっくり取りたかったのに、その計画は あえなくつぶれてしまった。 しかもせっかく窓側の座席にしてもらったのに、釧路行きでは真ん中の座席に なってしまい、初めての北海道を空から眺められず、かぼちゃんはがっかり。 それでも整備不良の機体で墜落されるよりはましと、気を取り直した。 無事釧路空港に到着して、その後は振替で地上輸送になるという。 地上輸送？ 何のことはない、バス輸送になった訳だ。 それで同じ料金なの？ しかし一応振替輸送をするということで、何の謝罪もサービスもなく 中標津空港まで、２時間半のバス旅行をさせられるはめになってしまった。 けれども、そのおかげで、北海道らしさを満喫することになる。 いけどもいけども延々と続く牧場や畑、人影はなく車にも出合わない。 どこか異国の地に来たような、メルヘンの世界に紛れ込んだような気さえする風景の中を、バスはひたすら走った。 １０人ほどしか乗ってないバスの乗客は、誰もが寝ているのかしゃべる人もない中で、私たち２人は感激の声を上げながらしゃべり続けた。 ようやく中標津空港に着き、私たちの旅は出発点に戻った。
ここから本当に旅は始まったわけだが、詳しい内容については、かぼちゃんの
「北海道一目ぼれ」、私の「北海道花紀行」に記すことにする。
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